プレートロード式かウェイトスタック式か、どちらを置くべきか
Citadelのマシンはすべてプレートロード式です。ですから当然こちらには偏りがあり、それを隠すより先に申し上げておきます。以下は正直な比較です。それぞれが本当に得意なこと、どちらも最初に壊れる部分、そしてウェイトスタック式こそが正解になるフロアについて。
Citadelのラインナップはすべて、オリンピックスリーブにプレートを掛けて負荷をかける方式です。偏りはありますし、隠す意味もありません。以下はジムの方に電話でお伝えしている内容そのままで、「お話をうかがう限りウェイトスタック式のほうが良い買い物です」とお伝えする場面も含みます。
この二つの言葉は、負荷がどのようにトレーニングする人へ届くかを表しています。その先の違いのほとんどは、この一点の設計判断から生まれます。
二つの言葉の意味
ウェイトスタック式は、固定された鉄板の積み重ねとピンを持ちます。ピンを差し替えると、ワイヤーとプーリーが負荷をハンドルまで運びます。重量の刻みは、そのスタックを作った時点でメーカーが決めたものです。
プレートロード式にはスタックもワイヤーもありません。オリンピックプレートをスリーブに掛けると、負荷はフレームと支点を通ってハンドルに伝わります。重量の刻みはジムが持っているプレート次第で、フロアに置いてあればフラクショナルプレート単位まで刻めます。
重量の刻みが、聞こえる以上に効いてくる理由
ウェイトスタックは通常、決まった幅で刻まれます。スタックの中ほどでは問題なく、両端で扱いにくくなります。強い人はスタックを使い切ってしまい、初心者やけが明けの人は、最初の一段がいま扱える重量のかなりの割合を占めてしまうことに気づきます。
プレートロード式は、この天井と床を同時に取り払います。同じヒッププレスが、始めて一か月の人には5kgプレート一枚から応じ、十年続けている人にはフレームの定格いっぱいまで応じます。当社のマシンではその天井はかなり上にあります。ラインナップのベアリング、ピン、支点はいずれも2トン超で評価されています。
ラインナップのいくつかのマシンには荷重ペグが複数あり、これはまた別のレバーになります。ペグ間で負荷を移すと、動作のどこで抵抗が最も重くなるかが変わります。量が変わるだけではありません。ですから、詰まる位置が違う二人が、同じマシンを別々に設定できます。
最初に壊れるのはどこか
ウェイトスタック式では、ほぼ必ずワイヤー、次にプーリー、次にピンとガイドロッドです。どれも設計上の欠陥ではなく、役目どおりに減る消耗部品です。同時に、ステーションを使用停止にする部品でもあります。ほつれたワイヤーは、交換部品が届くまで二週間、商業フロアに置いておけるものではないからです。
プレートロード式には、そうなり得る箇所が少ない。ほつれるワイヤーも、噛み込むスタックもありません。代わりにあるのが支点であり、プレートロード式がきちんと作られているかどうかは支点で決まります。当社がリニアベアリングではなくホイールを使うのは、まさにこの理由です。重いセットが実際に生む軸から外れた荷重の下で、リニアベアリングは噛み込み、ホイールは転がり続けます。
正直な引き換えとして、プレートロード式はジム側に手間を求めます。プレートは置きっぱなしになります。スリーブは空けておく必要があります。誰も片付けないステーションは、次の会員が素通りするステーションです。
ピーク時の回転
多くのフロアではこれが決め手になり、ウェイトスタック式が明確に勝つ唯一の論点でもあります。
火曜の18時、ピンなら2秒、プレートの入れ替えなら30秒です。フロアをサーキットで回している、会員がステーション間を素早く移動する、あるいはプレートに触りたくない会員の比率が高い。そうしたフロアでは、回転についてはピンの勝ちで、しかも僅差ではありません。
プレートロード式が向くのは、セットごとに休息を取りながら鍛え、セッションの中で重量を上げていき、バーベルの扱いにすでに慣れているフロアです。ストレングス志向のジム、パフォーマンス施設、本格的な商業フロアの多くはこれに当てはまります。当てはまらないジムも数多くあり、そうしたジムはそれに合わせて選ぶべきです。
並べて比べる
| 項目 | プレートロード式 | ウェイトスタック式 |
|---|---|---|
| 重量の刻み | ジムが持つプレート次第 | スタックの決まった段 |
| 上限 | スタックではなくフレームの定格まで | スタックまで |
| セット間の時間 | 遅い。プレートの入れ替えが要る | 速い。ピン一本 |
| 主な消耗部品 | 支点とブッシュ | ワイヤー、プーリー、ガイドロッド |
| 使用停止になるとき | まれで、たいていはそのまま使える | ワイヤーが切れてステーションが止まる |
| 向くフロア | ストレングス、パフォーマンス、パーソナルジム | サーキット、高回転、リハビリ、初心者中心 |
| 維持コスト | すでにあるプレート | ワイヤーとプーリーの交換 |
どちらかをお勧めする前にうかがうこと
いちばん混む時間帯にフロアにいるのは誰で、何をしているか。この一つの答えが、どんなスペック比較よりも高い確率で結論を決めます。
セット間に休息を挟む構造化されたストレングスプログラムを回すジムなら、プレートロード式で失うものはなく、負荷の幅をまるごと得られます。一時間に四十人をサーキットで回すジムでは、プレートロード式のステーションは行列になります。フレームの品質がどれだけ高くても行列は解決しません。
二つめの問いは、その部屋にすでに欠けているものは何か、です。ウェイトスタック式が十分にあり、伸展位でのグルートワークがないフロアに必要なのは、もう一台のピン式マシンではなく、その動作パターンです。この議論でどちらかの側に立つことよりも、発注を考えるうえではたいていそちらのほうが役に立ちます。
当社は一つの方式だけを作っており、それを隠しません。うかがった内容がサーキット中心のフロアであれば、そう申し上げます。九時から五時までコート掛けになる八台を売るくらいなら、そのほうがよいと考えています。
プレートロード式マシンについてよくあるご質問
プレートロード式はウェイトスタック式より優れていますか
一般論としてどちらが優れているということはなく、向くフロアが異なります。プレートロード式は重量の刻みが細かく上限がはるかに高く、切れるワイヤーがありません。セット間に休息を取って鍛えるストレングスやパフォーマンスのフロアに向きます。ウェイトスタック式はセット間が速く、サーキット、リハビリ、回転の速いフロアに向きます。判断を決める問いは、いちばん混む時間帯にフロアにいるのは誰で、何をしているかです。
プレートロード式に重量の上限はありますか
スタックではなく、フレームと支点の定格によって決まります。Citadelのラインナップのベアリング、ピン、支点はいずれも2トン超で評価されているため、実際の上限は誰が掛ける重量よりもはるかに上にあります。ウェイトスタック式は、メーカーが組み込んだスタックまでに限られます。
それぞれ最初に壊れるのはどこですか
ウェイトスタック式ではワイヤー、次にプーリー、ピン、ガイドロッドです。ワイヤーが切れると、交換部品が届くまでステーションは使用停止になります。プレートロード式にはワイヤーもスタックもなく、消耗点は支点です。だからこそCitadelのマシンはリニアベアリングではなくホイールで走ります。重いセットが生む軸から外れた荷重の下で、リニアベアリングは噛み込みます。
荷重ペグが複数あるマシンがあるのはなぜですか
ペグが複数あると、抵抗の量だけでなく、動作のどこで抵抗が最も重くなるかを変えられます。ペグ間で負荷を移すとレジスタンスプロファイルが動くため、詰まる位置が違う二人が、同じマシンをそれぞれに合わせて設定できます。
一つのフロアにプレートロード式とウェイトスタック式を混在させてもよいですか
商業フロアの多くはそうしていますし、たいていはそれが正解です。ピーク時の回転が重要な場所にはウェイトスタック式を、会員がセットで鍛え負荷の幅が要る場所にはプレートロード式を置いてください。すでにフロアにあるものをお知らせいただければ、実際に欠けている動作パターンをお伝えします。マシンをもう一台増やす必要はない、という答えになる場合も含めてです。